林トモアキ 先生史上、最大の売れ行きを見せた第1巻から間を空けずの刊行となる
『ミスマルカ興国物語』(イラスト:ともぞ 先生)の第2巻です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200710000053 】
あとがきから察するに、スニーカー文庫編集部としても予想を遥かに超えた販売数
であったのだろう、ということは伝わってきます。こうして2巻が先に刊行された
ことからしてそれだけ期待されていたことの証であろう、と言うこともできるかと。
「うつけ」と言われる “マヒロ” 王子の奇天烈、破天荒な言動も相変わらずなれば
その裏に潜む信条、信念も変わらず。今回も一人で突っ走るも、流石にムリが祟って
ピンチに陥りますが、そこを智謀と運で乗り切る過程はテンポ良く書けているかと。
・・・まぁ、「自由の騎士」はスニーカー文庫的にOKらしいので(笑)、これからも
ノリの良いストーリーを、大風呂敷を広げつつ書き続けていって欲しいと願ってます。
それこそ 「GO! フリィ〜〜〜〜〜ダァ〜〜〜〜〜〜〜ムッ!!」 の勢いで。(w
#今回は “パリエル” の出番、ほとんど無かったですねぇ、キー・パーソンなのに。
#マウントポジションを取る姿はいつもどおりなんですがね。(w