2008年04月16日

『白銀のカル』

「工画堂スタジオ くまさんちーむ」の「蒼い」シリーズといえばこのコンビ、

竹内なおゆき 先生と 駒都えーじ 先生によるコンプティーク連載のスピンオフ小説が

ファミ通文庫より堂々の登場です。

http://www.enterbrain.co.jp/fb/08shinkan/08shinkan.html#_05


・・・「SHUFFLE!」と同じ判型で出るか、初回限定の付属品にでもするのかと連載当時は

思っていましたが、まさかエンターブレインの「ファミ通文庫」文庫から出るとは

思いもよらず。アンケートハガキでPUSHしまくっていたのも良い思い出です。

なんと言っても天賦の才能を持つ自分自身のことを矜持にも掛けない、それでいて

どことなく不遇な境遇にあるお姫様 “カル” が魅力的で。それを十二分に引き出す

ストーリーを改めて堪能させてもらいました。

・・・もちろん、メカを含めた 駒都えーじ 先生のイラストの数々にも大満足です。


ゲーム自体は発売延期を重ねて、今のところ「5月30日発売予定」となっております。

たぶんまたコッソリとどこかで購入していることになると思います。(w

http://www.kogado.com/html/kogado.htm

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2008年04月15日

『ゾアハンター(3)』

大迫純一 先生と BUNBUN 先生による「ポリ黒」コンビでお送りするこのシリーズも

圧倒的なページ数で第3巻に突入です。

http://ga.sbcr.jp/novel/zoahunter/index.html


“黒川丈” と、もう一人の “黒川丈”。互いに相容れぬ存在か、それとも──?

「ヒーロー」という存在が必ずしも「正しいもの」ではないからこそ、あるいは

「敵」という存在が「悪いもの」ではないからこそ生まれいずるストーリーには

昨今のライトノベルにはない泥臭さが、そして心震える熱さがあります。

大迫純一 先生の心の中に浮かんだ一枚のビジュアル・イメージからここまでのものが

綴られたという事実にはある種の驚愕を覚えます。


「正義とは何か?」、その一点を突き詰めた者たちの物語はいよいよ加速度を増し、

止まらない勢いで大幅改稿される第4巻へと続いていく──。

・・・・・・ここまでくれば、もう、失望することもないでしょう。

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2008年04月14日

『虹の架け橋』&『コスモスのように』

イベントにも行きましたし、ということでご紹介しておきましょう。

3/26に発売となりました、上原れな さんのシングル2枚です。

http://www.fixrecords.com/rena/


4曲とも、聴いていると「今の “Leaf Sound Staff” らしい楽曲の数々だなぁ」と

思います。何がどう、とか説明するのは苦手なんですが、音源とか、メロディラインとか

なんかそんなあたりで。

今回も 須谷尚子 さんの詩は良い内容である、という印象を受けました。昔から変わらず

ハマる文言の繋がりには感心する他ないです。上原れな さんが詩を書いた『トモダチ』

については、個人的に ぃちゃな 氏へ捧げたい内容だなぁ、と思いました。時期的にも。

当面の目標としてはライヴ行ったりと積極的な音楽活動を図ることになると拝察しますが

まだデビューして間もないワケですし、とりあえずは先輩の Suara さんと一緒にイベントを

開催するなどの策をとるのが手っ取り早いような気がします。

「F.I.X.Records」の新たな歌い手として、これからのご活躍に期待したいところです。

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2008年04月11日

『うぃずりず(1)(2)』

まんがタイムきらら新人発掘企画「きら☆スタ」出身、里好 先生の4コマまんが

第1巻、第2巻まとめてのご紹介です。

http://www.dokidokivisual.com/comics/book/past.php?cid=126

http://www.dokidokivisual.com/comics/book/past.php?cid=180


第2巻が出たときから気になってはいたのですが、ずっと第1巻が見当たらなくて

通り過ぎていく日々が続いていました。ですが先日、地下階に移った「ゲーマーズ」

新宿店に両方置いてあったのですかさず回収してきた、という経緯があります。

結論としましては「読んどいて正解だった〜」と言うほかにないでしょう。

逆に「何で最初から手を出してなかったんだろう」と自分で自分に突っ込みを

入れたくなってしまいました。どう面白いかは試し読みしてもらうしかないですな。

こうして見てみると、「芳文社」の4コマまんがはワリと自分の感性に合っている

ことが分かってきたので、また直感的にクるものがあれば手を出したいと思います。

その傍らで 里好 先生のご活躍も祈念するカタチで。

#浮気性だからね。(ぇ

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2008年04月10日

『ノエルと白馬の王子 アリアンロッド・リプレイ・ルージュ+1』

  「これがトランの最後のセッションか・・・・・・」


そうつぶやく クレバー矢野 こと 矢野俊策 先生の言葉が重くのしかかる、

惨劇の前のバカ騒ぎ、死にフラグの立ちまくるルージュのリプレイ他1作品を

収録した1冊となっております。(挿絵担当は 佐々木あかね 先生ほか)

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200712000265


やっぱり 力丸乃りこ さんのプレイングは奇跡に近いものが。菊池たけし 先生も

触れられておりますとおり、特にダイス目の出方。ダイスの神が・・・・というよりは

笑いの神が降りていると言っても過言ではないでしょう。

・・・もう、読んでいて何度吹き出しそうになったことか。電車の中なのに。(w

同じく 菊池たけし 先生が言及されていますが、佐々木あかね 先生の4コマ漫画は

もうちょっと読んでみたかったですね。


もう1作の「魔を貫くもの」。久保田悠羅 先生がGMを務める、GM ですら先の読めない

ランダムダンジョン作成ルールを適用した、人員補充型リプレイ。F.E.A.R.社の社員を

それこそランダムに巻き込んだ、ある意味壮絶な冒険譚が幕を開ける──。

こちらはダイス目が全体的にかみ合ってなかったり、タイミングが悪かったりと

何か違った意味で大変だったりしていましたが、それをどのように乗り越えていったか。

答えは是非本編を読んで確かめて欲しいところです。


「魔を貫くもの」における「もう一つのエンディング」の結果もそうですが、

菊池たけし 先生が思い描く “ガーベラ” の物語など、まだまだ先に続くネタに

困らない作品であったかなぁ、と読了してその想いがより強くなりました。

・・・もちろん、具現化を期待してこう申し上げている次第ですけど。(w

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