エロさとグロさでは定評のある 水瀬葉月 先生の文章に さそりがため 生の
美麗イラストが華を添える本作も順調に巻を重ねて3巻目の刊行となります。
【 http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0801200 】
あれはまさしく「 は い て な い 」。
さそりがため 先生、至極眼福なイラストをありがとうございます。(w
今巻は1巻に名前だけ出てきた “黒絵” というキャラのお披露目と、もう一つ
「委員長」こと “錐霞” の激情、そしてその果て、といったところが主軸になるところ
でしょうか。
「──馬鹿げている!」。何度呟いたか分からないその言葉も、今までの想いの蓄積が、
そしてあのシーンであったからこそ今までの中で一番熱く、深く空気を震えさせたのでは
ないかと思います。ふっきれた「委員長」の清々しい姿が印象的でした。
今回は敵意の無い「敵」が登場したこと、そして “黒絵” の立ち居振る舞いが災いして
疑心暗鬼に囚われた “フィア” の過ちから “春亮” 以下 ≪夜知春亮の仲間≫ が
大ピンチに陥るワケですが、それをどう回避したかはぜひ本編をご一読の上、確認の程を。
巻末には さそりがため 先生のラフイラスト集がついております。“このは” の
あられもない姿など拝見しておりますと、「流石は さそりがため 先生!」と思わずには
いられません。こちらも機会があればご確認頂ければと思います。
#・・・ 水瀬葉月 先生のグロい描写は全然大丈夫なんだけどなぁ。(w