2008年03月10日

『ソード・ワールド・ノベル 輝け!へっぽこ冒険譚(3)』

秋田みやび 先生がGMを務めた大人気リプレイ「へっぽこーず」シリーズの

番外編ノベル、第3巻です。(イラストは 浜田よしかづ 先生が担当)

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200711000293


信じていたものとは違う結論を突きつけられた “イリーナ” の心情は

いかばかりであったか。強盗団一味の “ミハエル” との因縁に一つの区切りを

つける、ちょっぴり切ない物語を堪能させてもらいました。

にしても、“ガルガド” と “バス” の絡みをここで入れてくるとは。ちゃんと

「物語の時間軸上、“バス” を知っているのは “ガルガド” のみ」という条件を

満たした構成になっているのは流石でした。

何にせよ、キャラが立っているのでストーリーへの感情移入がしやすいのは

読み手にとってかなりのアドバンテージだと思います。


4月に 『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(1)』 のリリースを

控える 秋田みやび 先生のご活躍に、これからも期待する次第でございます。

posted by 秋野ソラ at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル