秋田みやび 先生がGMを務めた大人気リプレイ「へっぽこーず」シリーズの
番外編ノベル、第3巻です。(イラストは 浜田よしかづ 先生が担当)
【 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200711000293 】
信じていたものとは違う結論を突きつけられた “イリーナ” の心情は
いかばかりであったか。強盗団一味の “ミハエル” との因縁に一つの区切りを
つける、ちょっぴり切ない物語を堪能させてもらいました。
にしても、“ガルガド” と “バス” の絡みをここで入れてくるとは。ちゃんと
「物語の時間軸上、“バス” を知っているのは “ガルガド” のみ」という条件を
満たした構成になっているのは流石でした。
何にせよ、キャラが立っているのでストーリーへの感情移入がしやすいのは
読み手にとってかなりのアドバンテージだと思います。
4月に 『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(1)』 のリリースを
控える 秋田みやび 先生のご活躍に、これからも期待する次第でございます。