2008年03月05日

『デモンパラサイト・リプレイ 剣神[ブレードデモンズ](3) 超越者』

共生生物「ドラグーン」を取得した、田中天 先生演じる “嵐” が

独自の戦闘スタイル「瞳術」を捨てて(?)「巨大お兄ちゃん大暴れ!?」。

監修:北沢慶 先生、著:力造 先生 / グループSNE、イラスト:今野隼史 先生

による『デモンパラサイト・リプレイ』の第3巻です。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200711000412


今回は思いも寄らぬところから敵が現れたことで御剣一家も大苦戦。一時は敗走する

ハメにもなりましたが、明坂聡美 さん演じる “凪” が見せた御剣忍法「念力投射」(笑)

や「スーパー凪」化したことで辛くも勝利する過程を手に汗握りながら読ませて貰いました。

・・・火のついたタバコを墓前に供えるシーンもカッコよくキメてくるあたりが流石です。

藤澤さなえ 先生演じる “かえで” の淡い恋心も “ポッキー” の様変わり・・・というか

力が元通りになることで振り出しに、ということでコミカルな部分も押さえてきてます。


ひとまず明確な「敵」を倒したことで一段落したかのように見えますが、実は

悪魔化していた “沙織” や、“凪” に備わった強大な力。まだ謎は残っているぜ、

ということでシリーズを完結するには早いようで。

水野良 先生の提唱していた、いわゆる日本のおとぎ話をエンターテインメント、それも

ワールドワイドなものとして昇華できる可能性を秘めた作品として期待しつつ次のリプレイが

ライティングされるその日を待ちわびたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年03月04日

『天からの呼び声 ダブルクロス・リプレイ・ストライク(2)』

「今度は主人公がかっこいい!?」 ということで「ブラストハンド」が元祖、本家、真祖と

3人もいるというところからスタートする 小太刀右京 先生 & 石田ヒロユキ 先生の

『ダブルクロス・リプレイ・ストライク』 第2巻です。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200710000377


田中天 先生 と 加納正顕 さんのハモり具合、是非とも生で拝見したいところでした。

読んでいるだけでこんなに面白いのに、実物で見たら倍率ドン、さらに倍! ってな感じな

ことうけあいでしょう。

そんな感じで 小太刀右京 先生と旧知の仲という 加納正顕 さんのロールプレイが

“以蔵” を始めとする既存キャラと合致していて良かったと思います。・・・にしても

三田誠 先生の顔に1巻の表紙をあてて、ってめちゃめちゃ溶け込んでますな。(w


複数現れた「特異点」の存在に動揺が隠せない “モルガン” の心情を、三田誠 先生が

これまた見事に演じきっております。もちろん、そんな重くシリアスな部分だけでなく

「ブラストハンド」としてのコミカルな絡みも見逃せません。

そんなコミカルな雰囲気がついつい暴走しがちなプレイヤー諸氏を諌める・・・というか

ツッコミを入れて場を整えるのが “シャル” を演じる 矢野俊策 先生。このあたりの

役割分担がはっきりしている点がまた絶妙な塩梅なワケで。

忘れちゃいけないNPC “小太刀右京之介” も登場していますので要チェックです。(w


当初2巻で完結予定だったこのリプレイも、あのラストシーンを受けて急遽続刊の刊行が

決定した、ということで一読者としても何とも喜ばしい限り。また笑いを堪えながら読む

作品に出会える瞬間を楽しみにしております。


#田中天 先生 と 加納正顕 さんの要望に応える 石田ヒロユキ 先生の心意気に乾杯。(w

posted by 秋野ソラ at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

2008年03月03日

『D&Dリプレイ(2) 若獅子の戦賦−監獄島編』

「新世紀エルフのスタンダード像を見よ!」のコピーが強烈な印象を与える、

柳田真坂樹 先生 & 井上純弌 先生がお送りするHJ文庫Gの絶好調リプレイ第2巻です。

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/hjbunko/lineup0802.html#bunkog0802


そのコピーの起因となる “スリンガー” を演じる 田中天 先生とした個性的なキャラたちを

演じるプレイヤー諸氏。先日はそんな方々のお話が聞ける貴重な機会、ということで

全理連ビルまで足を運んできたワケです。

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/news.html

http://www7.plala.or.jp/akibeya/D/2008_02.html#2008-02-24


読んでいただければ分かりますが「ホントにコレ、ほとんどアドリブなの!?」って

思うくらいキャラクター同士のやりとりや話の繋がりが上手く合致しています。

・・・それでダンジョンをすっ飛ばされた点にはDMへの同情の念が隠せませんけど。(w

「タバコの火を〜」のくだりは確かに読んでいてカッコイイと思いました。

そのへんも含めた 田中天 先生のロールプレイには敬服ですし、それに合わせて

素晴らしいイラストを用意してくる 井上純弌 先生にも頭が下がります。

・・・1巻と2巻のキャラデザ確認しましたが、確かになってますね、そういう風に。(w


先日もこの言葉で締めましたが、次巻の「想像もつかないような展開」に期待しつつ

刊行されるのを心待ちにしたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル