まずはTVアニメ化決定、とのことでお祝いを申し上げねばなりますまい。
田中芳樹 先生、垣野内成美 先生のコンビでお送りする長編新伝奇小説の
書下ろし最新刊です。
【 http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=9784396208400 】
垣野内成美 先生が描くコミックも読ませていただいてますが、アニメ化するのは
ネームバリューからしても申し分ない、というかなるべくしてなったというか。
今回のお話では、多分初めてだと思うんですが、相対した「人ならざるもの」と
決戦の決着がつかなかったのが一番記憶に残ったような気がします。いずれまた
まみえる伏線となるか、はたまたこのまま放置となるか。
“涼子” と “泉田” との関係も進展する気配がなく、大きく見た話の流れとしても
特にブレがないような、嵐の前の静けさのようなところが気になりますが、ここは
またいつ刊行されるか分からない次巻を待つしかありませんな、ということで。