2008年01月10日

『まかでみ・らでぃかる(6) 宇宙人なんですけど。』

「ポリフォニカ」、間に「CODE-E」を挟んで今度は「MA」がアニメ化。

まさしく売れっ子軽小説屋の 榊一郎 先生(イラスト:BLADE 先生)の

「まかでみ」短編集、最新の第6巻です。

http://www.enterbrain.co.jp/jp/p_catalog/book/2007/978-4-7577-3915-4.html


「心はいつも十五歳」と言えば「と学会」会長のモットーみたいなものですが、

数々の作品からネタを引っ張ってくるだけでなく、作家さん自身のエピソードをも

作中に盛り込んでしまうあたりが節操無くてよろしいかと。

・・・ひびき遊 先生はご自身のBlogにおいて数々の「玩具」をお持ちであることを

アピールされておりますので、まぁ、ああいったフレーズがもりこまれるのも

ムリは無いというか当たり前というか。

そんなネタ満載のストーリーは今も健在です。・・・元ネタ分かんないところが

結構あるよなぁ、としみじみ思います。(ぇ

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2008年01月09日

『乙女はお姉さま(ボク)に恋してる 櫻の園のエトワール』

嵩夜あや 先生に のり太 先生、と公式のシナリオライターとイラストレーターが

紡ぎ出す「おとボク」の後日譚。聖應女学院の乙女たちが織り成す新たな物語に

注目の一冊です。

http://www.enterbrain.co.jp/jp/p_catalog/book/2007/978-4-7577-3924-6.html


正統派外伝、ということでゲームをプレイされたことがある方は読んでおいて

損はないと、まずはお伝えするべきでしょう。主役はあくまで “奏” の代に

移ってはおりますが “瑞穂” や “紫苑” といった卒業生もちょこっと出てます。

半分以上設定を忘れてしまった、と「あとがき」で述べている 嵩夜あや 先生

ですが、新しく登場した下級生たちを交えても世界観は損なわれていない、というか

特に違和感無く読めました。私個人の所感ですが。

・・・なんかもうちょっと書いてもいいんじゃないか? という終わり方をして

くれているので私的には続編希望と申し上げておきたいのですが、そのあたり

どうなんでしょうかね、ファミ通文庫さん。(w

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2008年01月08日

『TRASHBOX #16』

そんな感じで「STUDIO S.D.T.」の新刊を譲っていただきました、ぃちゃな 氏に。

こうして見ると ゆーき さんの絵も、何と言ったらいいのか、随分と線が柔らかくなった

というか優しい感じが出てきたかなぁ、と感じます。ほんわかしますね。

posted by 秋野ソラ at 18:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 同人誌

『“文学少女”と月花を孕(だ)く水妖(ウンディーネ)』

野村美月 先生と 竹岡美穂 先生による「文学少女」シリーズの番外編です。

昨年の『このライトノベルがすごい!』で総合3位に輝くなど、その人気は

未だ衰えを見せない感があります。

http://www.enterbrain.co.jp/jp/p_catalog/book/2007/978-4-7577-3918-5.html


また思わせぶりな予告で終わってるぅ〜。次がいよいよラストなのでめっちゃ

先が気になってしょうがないったらありゃしない。「あとがき」にもありますが

短編集もぜひ出して欲しいなぁ、と切に願う限り。

今回はまた文学少女こと “遠子” の妄言とも思えるような、類まれなる想像力から

生み出された言葉が一つの物語を真の結末へと導く過程が強調されていた作品で

あったかなぁ、と思います。多少は無茶してるかな、ってくらいに。

そんな感じでいつもいつも惹き込まれながら読ませていただいておりますが

兎にも角にも、“遠子” が作中で見せた思わせぶりな言動の数々がどういう

結末に繋がっていくのか、最後までしっかりと見届けるつもりです。

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2008年01月04日

『学校の階段(7)』

はい、そんなワケで読んでましたよ。具体的には先日の遠征中に、ということで

櫂末高彰 先生 × 甘福あまね 先生の 『学校の階段』 最新刊です。

http://www.eb-store.com/NASApp/mnas/MxMProduct?Action=prd_detail&KIND=0&SHOP_ID=478&PRODUCT_ID=1198864&DISPCATEGORY=


生徒会長に立候補した “神庭幸宏” 少年が、短期間の間で色々なものを見聞きし、

考え、行動する。そしてそれをバネに一歩、二歩と大きく成長していく過程が

小気味良く演出されていてとても読みやすいと感じました。

・・・それにしても、ターニング・ポイントにまさか「筋肉」をもってくるとは。

いつか何かの絡みで使えるかもなぁ、と思っていたらここで来ましたからねぇ。

思わず 神奈延年 さん演じる某キャラクターを思い浮かべてしまいました。(w


“神庭” 姉妹も相変わらずなリアクションを見せてくれますが、やはりここは

“美冬” に目がいきがちですね。扉絵なんか反則気味ですよ、ホント。(w

そんな感じで次巻以降も楽しみな作品であります。

posted by 秋野ソラ at 18:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル