2007年11月14日

『SHI-NO ─シノ─ 支倉志乃の敗北』

東条さかな 先生のコミック連載も続いております、上月雨音 先生の 『SHI-NO』 も

6冊目、第2部を迎えるまでになりました。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200707000118


今巻は口絵1枚目のところに今後の行方とか、なんか色々なものが帰結している

ような気もしなくはないのですが、内容としては今までの “支倉志乃” らしくない

彼女の物語、と言えば良いでしょうか。

・・・決定的な違和感としてはやはり「口調」というのが挙げられると思います。

「“シノシノ” は、こんな喋り方せぇへんよなぁ〜」と感じたところが何度も

見受けられましたので、読んでいて。

次巻以降はいよいよ “志乃” の本質に触れていくことに、“僕” との関係に

何らかの・・・もしかするとそれはとても大きな・・・変化が訪れることに関する

描写が見られそうですので、引き続き期待しております。

・・・ヘタをすると、とても重い話の連続になりかねませんけど、それも含めて

最後まで見届ける決意で。

posted by 秋野ソラ at 18:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル