2007年11月29日

『咲 -saki-(3)』

先日の「電撃15年祭」で「萌絵萌絵コロシアム グランドチャンピオン大会」に

イラストがノミネートされていた 小林立 先生のコミックス 『咲 -saki-』 も3巻目。

副将戦直前までのお話が収録されております。

http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/comics/

http://blog.mediaworks.co.jp/moeoh/2007/11/_1.html

http://www7.plala.or.jp/akibeya/


・・・『四暗刻じゃ・・・ッ!!』。あれは誰もがそう突っ込むシチュエーションですね。

揚げ足取りな私なら即、裏拳入りで。(w

“竹井久” みたいに悪い待ちで聴牌、とまではいきませんが字牌待ちであったり

(ドラ)単騎待ちといった形で仕掛けるのは自分もワリと良くやるほうです。

嵌張で待つのはキライなのであまりやりませんが。

昔、「国士無双」 を出したときもあえてリーチをかけて字牌を安牌だと思って

出してくれるのを待ったりとか、そんなことをした覚えがあります。


・・・にしても、「とらのあな」 で購入したときに付いてきたイラストカードの

“原村和” がなんとも全年齢的にエロくて素敵です。(w

そんな感じで引き続き、次巻以降の展開に注目したいと思います。

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2007年11月28日

『とある魔術の禁書目録(1)』

「禁書目録(インデックス)フェスティバル」、トリを務めますは 「月刊少年ガンガン」

にて連載中である 近木野中哉 先生の原作コミカライズ版です。

http://gangan.square-enix.co.jp/comics/


・・・何と言いますか、“小萌” 先生が可愛いすぎですな、ちっちゃくて。(w

あのパジャマが似合う先生、ってのもどうなんだろうなぁ、と思いますが。

そのくせ生活習慣はアレな感じなのがギャップありまくりだったりしますし。

“インデックス” も、何となくですが若干幼い感じで描かれていますね。

10万3千冊の魔道書を「所持」しているとは思えない印象を強調するかのように。

・・・まぁ、本編も2巻以降は食いしん坊なただのアホな子みたいになってますが。

書評については 鎌池和馬 先生が巻末で述べておられるとおりバトルに関する

ところと、“インデックス” との絡みに重点を置いた構成になっております。

“ステイル=マグヌス” との一騎打ちとかがそんな感じです。

その後ろ、というか横には “神裂火織” が控えているワケでそちらのバトルとか、

“インデックス” を 「本当の意味で救う」 までの過程をどう描いていくのかとか

が楽しみなところではあります。


・・・少年ガンガン編集部としてはとりあえずどこまでコミック化するつもり

なんでしょうねぇ。流石に全部やるには相当の期間が必要ですし・・・。

とりあえず1巻まで描いてみて様子見、ってな感じでしょうか。

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2007年11月27日

『とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(1)』

ということで、

  原案: 鎌池和馬 先生

  キャラクターデザイン: 灰村キヨタカ 先生

  作画: 冬川基 先生

による “御坂美琴” に焦点を当てたスピンオフ作品を早速読ませて頂きました。

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=B0703460


まず、イラストの感触が 灰村キヨタカ 先生のものをベースに、というか

結構忠実に意識して描かれているようで、原作を読んでいる身としても

導入されやすかったと感じました。

それでいて “上条当麻” へのキレ具合や “白井黒子” の嫉妬具合、

“初春飾利” や “佐天涙子” から受ける(やや百合気味な)尊敬の念など

キャラクター描写もしっかり継承されていて大変よろしいのではないかと。

個人的にはこれも良いコミカライズ作品の例として挙げてよいと思います。


話の流れとしては 『幻想御手(レベルアッパー)』 なる裏技を巡った事件の

顛末に触れていく、ということで本編共々、楽しみが増えて嬉しい限りです。


#天からの雷、っていうのはスゲェなと、さすが「レベル5」だと。(w

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2007年11月26日

『とある魔術の禁書目録』シリーズ

そんなワケで、既刊から今月出た最新刊(第14巻)まで一気に読み倒しました。

2週間、およそ10営業日くらいかけて。労力は掛けましたが、その分に見合う

見返りがあったと実感しております。

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0410890

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0411300

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0411950

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0416820

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0510650

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0511410

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0512480

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0530100

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0600350

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0600610

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0602130

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0603220

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0700880

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0701870

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0703340


こうしてまとめて読んだ後に感想を、と言うとあれもこれもと思い浮かんで

大量の文字が埋まりそうですのでザックリ、あっさりと。

なんと言っても “上条当麻” の、あの体当たりな熱血さが好きです。それも

魔術師連中がのたまうような小難しい戯言は抜きにして、単純に友達を助けたい

とかそういうレベルの信条が原動力なのがまた良いのではないでしょうか。

そんな熱い心を持つ彼が 「幻想殺し(イマジンブレイカー)」 で様々な「幻想」 を

打ち砕いていく姿は、実にスカッと心が晴れるような、そんな気がします。


鎌池和馬 先生の文体を読んでいて思ったのは、キャラクターごとに固有の喋り方を

させることでキャラクターの差別化を図る傾向が顕著だなぁ、ということ。

いわゆる、挿絵が無くても喋り方を見れば誰なのか検討がつけやすい、と。


本編は彼、“上条当麻” が半ばなし崩し的にとはいえ “超能力” や “魔術” が

関する事件を解決してきてしまったが故に、とうとう当事者として名実共に

世界情勢の、物語の中心に位置付けられるまでになりました。

そして、今まで必死にあらゆる物事に立ち向かっていくことでうやむやになっていた

「“インデックス” を救った代償」 についてようやく触れていくところで以後続刊、

という状況になっています。

いつか “インデックス” がそのことを知ったとき、彼女が何を思うのか。

彼の頭に噛み付くほどのヤキモチを焼く想いがあるのなら、紆余曲折あろうとも

最後には些事として収まるところに収まってくれればと思っておりますが。

まぁ、それは今後の展開に期待ということで。“神裂火織” がいつ彼に恩を

(どのような形で)返すのだろうとか、諸々含めまして。

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2007年11月22日

『新ソード・ワールドRPGリプレイ集Waltz(4) 誘拐・ヤキモチ・すれ違い』

篠谷志乃 先生がGMを務める『Waltz』リプレイも4巻目を迎え、“キーナ” の

冒険者レベルが5に到達するなど、ほのぼのパーティも戦力として安定した強さを

見せ始めながらキャンペーンは続いていっております。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200708000181


今回、魔性の女こと “ナジカ” が誘拐されたことで残された子供たちがブラック化。

普段の「ほのぼの」したプレイから一転してダーティな雰囲気で話が進んでいったり、

かと思えば男性陣が幼いころに抱いた先生への淡い恋慕の想いを再びくすぶらせたり、

そんな様子を見た “キーナ” にもようやく 「異性」 としての意識が芽生えたり──。

パーティー内の関係に微妙な楔が打ち込まれたかのような、今までとはちょっと違った

繊細なムードを各プレイヤーが上手く演じたリプレイだったかと思います。

・・・そのせい(?)か、“ディケイ” のダイスも奮わなかったみたいですし。(w


にしても、最後の「白いハンカチ」の演出は綺麗にハマりましたねぇ。

TRPGによる偶然の産物であるからこそ、一層際立った結びだったと思います。

その偶然がもたらした悲愴感の漂う今巻の結末をどう払拭しようとするのか、

GM 篠谷志乃 先生のお手並み拝見と参りましょう。

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