2007年10月30日

『天からの一撃 ダブルクロス・リプレイ・ストライク』

「第一回 田中天 “俺” 祭り」へ応募するにあたって購入していたのですが、

「ダブルクロス・リプレイ」 をまだ読んでいなかったりという背景もあって

今の今まで読了させていませんでしたので、とりあえず読み終えました。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200702000182


── 著者・小太刀右京 先生の相棒でもある 三輪清宗 先生。

── 小太刀右京 先生が所属していたTRPGサークルの先輩でもある 三田誠 先生。

── 「ダブルクロス The Second Edition(DX2)」の作者である 矢野俊策 先生。

── 矢野俊策 先生の古くからの友人で、「伝説のプレイヤー」とも称される 田中天 先生。

TRPGプレイヤーの猛者たちが集うリプレイでしたが、やはりなんと言っても

奇天烈、破天荒なキャラクター “国見以蔵” を演じる 田中天 先生のプレイぶり

が反則的に面白かったです。・・・電車の中で読むのはちょっとキケンかも。(w


そんな 田中天 先生の怪演(?)を受けて、GMをフォローすべく時に力ずくで

押さえにかかる、矢野俊策 先生演じる “シャル”。

“国見以蔵” の決め台詞&ポーズの「ブラストハンド──」がやりたくて

たまらなかった、と時に相乗りしてしまう、三田誠 先生演じる “モルガン”。

“国見以蔵” から「ロボ子」などと呼ばれても冷静沈着に彼を支援し続ける、

三輪清宗 先生演じる “マーヤ”。

この三者三様の絡みが上手く繋がって、より面白いシーンが築き上げられていく

過程も、もちろんこのリプレイを語る上で外せない要素だと思います。

#著者と同じ名前のNPCを出してくるあたりもなかなか面白い「フリ」でした。(w


そんな面白おかしい演技をされている先生方ですけれども、シリアスな場面では

きっちりと演出をキメてくるあたり、流石は猛者、と感じさせてくれます。

エンディングも綺麗にまとまっていて良かったです。やはり物語は丸く収まって

くれるのが一番ですね。

posted by 秋野ソラ at 18:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル