コミックス第1巻も発売中、TVアニメも放送中、ということで波に乗り続ける
『ご愁傷さま二ノ宮くん』 シリーズ長編第8巻でございます。
【 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200706000204 】
いやまぁ、またトンデモないキャラが “二ノ宮 峻護” を「狙う」ことに
なりましたな。体は少女の姿にして心はすでに仙人が如く老獪、そんな彼女
“ヒルダ” に試されて出した彼の答え。それを受けた彼女の行動──。
・・・シチュエーションとしてはご愁傷さま、というよりはある意味おいしい
と見ても差し支えないような気はしなくもないです。あんなに寛容なんだし。(w
そんなふうに試されることを享受したのも、ひとえに彼が “月村真由” という
少女を救いたいと願ったからこそ。されど好機が見えた途端に顕現した、彼女の
存在そのものに関わる秘密。
・・・この流れからすれば次巻は “月村真由” という存在が持つ 「不自然さ」 を
紐解いていく内容になることでしょう。さらに言えばもう一度 「彼女」 に逢えるのか
という点を追求していくことにもなるでしょう。
そんなワケことで第9巻を刮目して待つことに致します。