「── Are you known?」
その問いかけの意味を知ったとき、『BLACK BLOOD BROTHERS』 第3部の幕が
高らかに上がったことを思い知らされることでしょう。
ということで あざの耕平 先生 × 草河遊也 先生による人気シリーズも
長編第8巻に突入です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200706000206 】
過去、その片鱗は見え隠れしていましたが、いよいよ “ミミコ” の立志伝とも
いうべき流れがうねるかのように動き始めました。歴史として振り返ったときの
ターニング・ポイントというべきシーンが目白押しでしたねぇ、今巻は。
一介の 「調停屋」 が一瞬にして 「時の人」 となり、時に思いつめ、時に逃げ出し、
それでも “コタロー” や “ジロー” に支えられて大きな一歩を踏み出す──。
そんな彼女の物語に触れてみてはいかがでしょうか、とオススメする次第です。
・・・それにしても、もしかするとあれが 「東の龍王」 こと “セイ” の今の姿
なんですかね。そうだとしたらかなりの茶目っ気ですが。(w