2007年10月24日

『ROOM NO.1301(9) シーナはヒロイック!』

新井輝 先生と さっち 先生による、恋だの愛だのを探し求める少年少女たちの

物語も長編第9巻を迎えることとなりました。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200706000201


いやぁ、それにしても今巻の口絵はアレですね、見えてますけどいろいろと

大丈夫ですか? という さっち 先生のイラストでボディーブローをかまされた

ような感じですね、まずは。(ぇ


“シーナ” 編が長く続いておりましたが、今巻のラストでいよいよ一山動いた

というかとりあえずの決着がついたというか、そんな展開になりました。

まぁ、このへんはプロローグとか見ていれば想像に難くないところですけど、

問題はここから “健一” がどう絡むのかということ。また、そこから派生して

「シーナ&バケッツ」 の辿る経緯は、という点に焦点が移ります。

ここにきてようやく 「普通の恋愛」 を求めることに対する違和感を意識する

ようになった “健一” ですから、順当にいけば「こうして、アレして」っていう

流れになりそうですがね。(何


そして今回の「あとがき」ですが、これもまた変化球できましたねぇ。(w

すっとぼけた感じに聞こえる 新井輝 先生の発言がこれまた何とも面白くて。

ここまで「あとがき」が面白いのって『キノの旅』くらいかな、と思います。

ただ、この「フリ」で持ってくるとなると、次巻はもしかしたら 新井輝 先生の

出番がなかったりなんかしちゃったりして、という展開もありうるのがまた

恐ろしいところで。そんなところも含めて大台の第10巻、楽しみにしております。

posted by 秋野ソラ at 18:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル