インストールしてから1ヶ月近く放置しっぱなしでしたが、ようやく
プレイすることが出来ましたので所感でも書いておこうかと思いまして。
【 http://ocelot.product.co.jp/ 】
【 http://b-team.product.co.jp/kuroco/ 】
「 罪 っ て の は な 、 償 え る 時 に 償 っ と く も ん だ 」
この文句をPVで見かけてから、「これを 大塚明夫 さんが充てるんだ〜」 と
脳内補完しながらどう演じてくるのか楽しみで、そして個人的には
「大空寺あゆ」のイメージしかない 浅井清己 さんがあの “マティア” を
どう演じてくるのか興味津々で。
実際にプレイしてみて、いま挙げたお二方をはじめとしたキャストの
皆さんがどなたも好演で違和感を感じませんでした。良い配役だと
思います。
ゲームシステムとしても今までの「キネティック・ノベル」からすれば
かなり完成度が上がっていると思います。・・・正直、“マナガ” が泣く
あのシーンをアニメーションで見せてくるとは思っていませんでした。
止め絵だけの世界であの演出は結構インパクトがありましたよ。
音楽を入り/切りする演出もだいぶ考慮されてきていると感じました。
地図に書き込む演出は欲しいところでしたけれども。
その音楽ですけど、基調として Jazzy な雰囲気を持たせたのは
良い判断だと思います。『Blues in Black』 『摩天楼』 『Beginning Night』
なんかは個人的に好きです。あと『思惑』 もイイですね。
一時期、PVを流しっぱなしにしていたこともあるので 『hurting heart』 は
もう何度も聴いているのですが、個人的には Short Size でも大丈夫じゃ
ないかなと思っています。ワリとオススメの主題歌です。
シナリオとしては公式サイトにもあります通り、
・“マティア” と “マナガ” の出会い
・“サジ・シェリカ” と出会った事件
を軸として “マティア” というキャラクターをより深く描写した、「ポリ黒」ファン
にはまさに必見の内容となっております。ふとしたキッカケから
畳み掛けるようにして事件を解決に導く様子は本編を踏襲しています。
とは言え、“マティア” が遭遇したあの飛行機事故を引き起こした「何か」
についてあまり触れられていなかったのが気になりますし 「もしかしたら
それが・・・?」 という憶測が残ったりと、まだまだ本編に注目しないと
出てこない事実がありそうです。
・・・これだから 『神曲奏界ポリフォニカ』 の世界を追い続けるのが
止められんのでしょうな。(w