2007年09月03日

『みずたまぱにっく。(2) -This is MIZUTAMASHIRO!!-』

発行が1ヶ月遅れて何とも待ち遠しかった、『しにがみのバラッド。』の

ハセガワケイスケ 先生 & 七草 先生による『みずたまぱにっく。』

第2巻です。

http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0702110


基本的に “マシロ” の一人称で進むハイ・テンションな展開が今巻でも

絶好調な感じで良いです。・・・銀河の見えるナポリタンってのがスゴい。

今回は “マシロ” のうっかりで招いたピンチから期せずして “千尋” との

距離を縮め、「仲間」というものを意識していく過程が描かれています。

時折見せるシリアスな場面もコメディ色が払拭していくところがまた良し。

まぁ、丸く収まったら「マシロくん」になってたりするワケですが。(w


あと、さりげなく差し込まれた “陽向” に対する伏線に要注目、という

ところがあります。そういう人格の持ち主なのか? ということで

その点も含めて次巻にも期待しておきたいところです。

posted by 秋野ソラ at 18:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル

『ひとひら(3)』

桐原いづみ 先生の出世作とも言える『ひとひら』のアニメDVDが

第3巻発売を迎えた、ということでレンタルして観ています。

http://www.hitohira.tv/


演劇の舞台に立つことで少しだけ、ほんの少しだけ前向きになった

“麦” が夏合宿で告げられた次回公演の主役抜擢。

あまりの重圧に怖気づき、後ろ向きになってしまうところ。

“野乃” からのキツい言葉につい逃げ出してしまうところ。

落ち着いて考え直したら自分が浅慮であったということに気付くところ。

あまりにネガティブで、ついつい見るのも辛くなるような情景の数々を

しっかりと再現できていると思います。・・・星を見て少し立ち直るシーンは

ちょっと描写が弱いかな、とは感じましたけど。


そして気丈に見える “野乃” にも脆い部分があるというところも

ちゃんと押さえてきてますし、演出としては及第点以上のように

見て取れました。

・・・やっぱり 川澄綾子 さんがMVPって感じ、しますね。(w

posted by 秋野ソラ at 18:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ