絶叫 先生によるコミックもスタートした、竹宮ゆゆこ 先生 & ヤス 先生
による『とらドラ!』第5巻です。
【 http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0702200 】
5巻は文化祭編、ということですが・・・クラスの出し物で「プロレスショー」
ってアリか(w。“実乃梨” が 「丹下段平」 になっていたりと、
祭りを利用してだいぶはっちゃけてます。>2-Cの面々
そんな “実乃梨” と “竜児” の距離感が、前巻を境にして微妙なまま
続いています。まだ “実乃梨” の心の整理がついていない模様。
こちらの流れはしばらく保留でしょうか。
で、文化祭の最中、“大河” が今の生活を送るに至った根源である彼女の
父親が登場。一見、懐柔されたかのように見えた “竜児” が後々になって
彼の本質を見抜く過程は、ちょっとした推理モノのようでした。
「第一印象」の描写で上手くミス・リードされたような感じで。
これで、“大河” が単に凶暴(?)なだけではなくて、内面にある紙一重の
脆弱さに裏打ちされた芯の強さがあることを認識したワケですが・・・・
話の流れとして恋の行方には大きな進展はなかったのかも。
まぁ、それは次巻以降のお楽しみ、ということで。