2営業日くらいかけて。
今巻はもうなんと言っても “ランサー” が不憫でしょうがない。その結果を
招いたのは間違いなく “衛宮切嗣” その人なんですが、流石に
“セイバー” もあの冷酷無比な決着の付け方は見過ごせなかったようで。
ただ、
「騎士なんぞに世界は救えない」
とつぶやいた彼の言葉は、あの酒宴で “アーチャー” や “ライダー” が
こぼした発言と等しきもののような気がしてならないです。
こんな冷戦のような関係の二人が、どのような経緯をもって「あの結果」に
辿り着くのか気に掛かるところですが、他にもまだ解決しなくてはいけない
案件、一番は “言峰綺礼” と “アーチャー” の件でしょうけど、それらをどう
まとめてくるのか、最終巻である4巻に期待しておくことにします。