2007年08月10日

『Fate/Zero(3) −散りゆく者たち−』

7/27発売の第3巻ですが、今回はサッサと読み進めてしまいましたよ。

2営業日くらいかけて。

http://www.fate-zero.com/


今巻はもうなんと言っても “ランサー” が不憫でしょうがない。その結果を

招いたのは間違いなく “衛宮切嗣” その人なんですが、流石に

“セイバー” もあの冷酷無比な決着の付け方は見過ごせなかったようで。

ただ、

  「騎士なんぞに世界は救えない」

とつぶやいた彼の言葉は、あの酒宴で “アーチャー” や “ライダー” が

こぼした発言と等しきもののような気がしてならないです。

こんな冷戦のような関係の二人が、どのような経緯をもって「あの結果」に

辿り着くのか気に掛かるところですが、他にもまだ解決しなくてはいけない

案件、一番は “言峰綺礼” と “アーチャー” の件でしょうけど、それらをどう

まとめてくるのか、最終巻である4巻に期待しておくことにします。

posted by 秋野ソラ at 18:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 同人誌

『新ソード・ワールドRPGリプレイ集Waltz(3) 駆け込み・災厄・学者サマ』

仲睦まじいWaltzメンバーによるリプレイも3巻を迎え、少しずつ

レベルアップしていく様子が、篠谷 GMのマスタリングと共に窺えます。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200702000181


読んでいて和むロールプレイなんですよねぇ、Waltzのメンバーは。

キャンペーンの回を重ねるごとに “キーナ” が、PCだけでなくプレイヤーと

しても成長していってる様子が垣間見れて良い感じです。

個人的には “ナジカ” の関西訛り、というか「京ことば」の言い回しが

ワリと気に入ってます。・・・方言を喋れるほうが表現に幅が広がって

羨ましいなぁ、とついつい思ってしまう関東圏の住民がここにいます。

その “ナジカ” が以外にプライドの高いキャラということが今回判明。

・・・「魔性の女」の他にも新たな称号(?)が。(w


巻末の解説で 秋田みやび 先生が述べた「へっぽこーず」とWaltzメンバー

との共通点と、それに対する思いの吐露もちょっと面白かったです。何しろ

  「いえーい! 数年を置いて、身近に理解者はっけーん!」

ですものねぇ。苦労が偲ばれるというものです。(w

posted by 秋野ソラ at 18:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル