氷室冴子 先生原作の作品を 山内直実 先生がコミックとして描く、という
内容も人妻編に移ってから5巻目を数えるまでになりました。
【 http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=9784592182252 】
“帥の宮” にしてやられた “瑠璃姫” が、一矢報いんとあの手この手で
算段を整えていく過程が何とも小気味良く描かれています。やはり
“瑠璃姫” は、こう跳ねっ返りでないと、と改めて感じました。
そんな “瑠璃姫” が幅広い人たちと縁をもつ様子を見て驚き、絶句する
“守弥” に今回のベスト・リアクション賞を差し上げようと思います。(ぇ
#どんなイベントだ。
内容としても、当時の古典的表現や特有の固有名詞などには必ず
解説が、欄外であれキャラのセリフであれ、そこかしこに入っているので
とても親切設計。気軽に古典の世界観を楽しむことが出来ます。
5巻の最後は、かつて “瑠璃姫” に求婚したこともある主上、“鷹男の帝”
とのお目通り・・・ただしドッキリ企画・・・の場面で終わっているため、何とも
先が気になって仕方がないところです。