2007年07月12日

『アルシャードff(フォルティッシモ)リプレイ オーディンの槍』

手に取ったのはまさに偶然、というか新しい世界を垣間見るための布石

とするつもりだったのですが、まさか「下がる男」こと “柊蓮司” の物語を

追いかけていることになっているとは露知らず。

http://www.fear.co.jp/


ハンドアウトでキャラクター指定は確かにインパクトのあるネタですな。(w

今巻は表題作「オーディンの槍」と「スルトの剣」の2作を収録していて、

“柊蓮司” のかわいそうな境遇は後者で垣間見れるワケですが・・・。

そんな “柊蓮司” を演じる 矢野俊策 先生よりもさらにインパクトのある

ロールプレイを演じる方が今巻にお二人ほどいらっしゃいます。

空賊 “シド” を演じる 田中天 先生、ヴァルキリー “ヴィオレット” を

演じる、小暮英麻 さんが天敵という 井上純弌 先生です。

#「攻撃型芳香剤」って・・・。(w


他PCの好感度99%な状況に激しく嫉妬したり、「帝国の女士官萌え」

と豪語し、その愛ゆえに敵女士官と戦う戦意を萎えさせてしまったりという

田中天 先生のロールプレイは「オーディンの槍」で見ることができます。

一方、「『モンティ・パイソン』ですかっ!?」 と 矢野俊策 先生から強烈に

突っ込まれる、「オーディンの槍」から文字通り豹変した “ヴィオレット” を

演じたロールプレイは「スルトの剣」で見ることができます。

他にも、結婚・就職・空賊引退などのエピソードを延々と思い出す“シド”の

回想シーンや、シチュエーション的に余りにもおいしいダイス目の数々・・・

と、思わず吹き出しそうになるくらい面白い場面の連続でした。


#“ヴィオレット”は『ナイトウィザード』で使われるんでしょうか。(w

posted by 秋野ソラ at 18:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル