そんなワケで4冊同時刊行の片割れ、もう2冊のほうにあたる「幻砦」です。
・・・来ましたねぇ、“空導王”。(w
「ちょっぴりいい雰囲気」がキーワードとも言える設定でラブコメ一直線な
流れになるかと思いきや、“空導王” の息子 “シェルジュ” や
その彼と「ちょっぴりいい雰囲気」な “フィリア” の死をきっかけに
話はどんどんシリアスな方向へ・・・。
そして、まさかクリティカルし過ぎて物語を BAD END に導いてしまうとは。
このへんは普通の小説とは違う、TRPGならではの結末ですなぁ〜。
今作の超あとがき座談会は、いわゆる「きくたけサーガ」を知る上で一つの
助けになることでしょう。大畑顕 さんじゃありませんが、20年前からこういう
設定を考えておられたとは・・・。ある意味、驚愕に値するものがあるかと。
・・・20年前なんて何してたかなぁ。MSXとかいじってたかも知れない。(w