待ってました、と言わんばかりに早速読んでみましたよ。
【http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200702000177】
書いているのはご覧の通りグループSNE所属の 力造 先生なんですが、
このリプレイはグループSNEらしくないスタイルが目白押しです。
まずプレイヤーが誰だか明かされている、ということ。
声優である 明坂聡美 さん。
数々のリプレイでもお馴染み、田中天 先生。
「ぺらぺらーず」のGM兼リプレイ執筆で名高い 藤澤さなえ 先生。
ゲストの招聘についても珍しいところです。その分で感情移入や個性的な
プレイも期待できるワケですが。・・・特に 田中天 先生あたりが。(w
もちろん、藤澤さなえ 先生も負けてませんけど、しょっぱなから。(w
そして「個別の導入」と「事前説明」がある、という天・・・じゃなくて点。
つまるところの「ハンドアウト」と「今回予告」に充当するものですね。
要するに「F.E.A.R.」社のプレイ・スタイルに似ている、ということで。
戦闘時における敵味方の距離感を示す図も導入されていて、導入も含めて
プレイの状況がより分かりやすくなっていると感じました。
『デモンパラサイト』 はあまり小難しいシステムではないので、判定の
成否を気にするくらいで、リプレイという敷居の高さ(?)みたいなものは
感じずに読めるのではないでしょうか。
もちろん、力造 先生のマスタリングにかける手腕に寄るところは多分に
大きいところですが、前回のシリーズから読んでいる身から言わせて頂く
ならば、その点は問題ないものと判断しております。
「朝食も勝手に来ては用意してくれたり、起こしてくれたりする」という
御剣凪のステキ幼なじみ “月島沙織” をNPCとして用意したりするなど
萌え要素にも抜かりがありません。(w
藤澤さなえ 先生の解説にある言を借りて「二巻の発売が待ちきれない!」
と言いきってしまっても良いです。・・・いや、待ちますけどね。(w
何はともあれ、「デモパラ一家」の物語に期待したいと思う次第です。