2007年06月22日

『神曲奏界ポリフォニカ ふゅーじてぃぶ・ぶるう』

築地俊彦 先生と 兎塚エイジ 先生のコンビによる「ポリ青」の第2巻です。

こちらのシリーズも期待してましたので、最優先で読破させて頂きました。

http://ga.sbcr.jp/novel/p-blue/index.html



兎塚エイジ 先生に “コーティカルテ” を描かせるとは・・・。色んなとこで

クロスオーバーしてきますな、お話が。

今回新たに登場した始祖精霊の1柱 “エステル・ラルサ・ヘリオバス” を

通して “クルナ” や “ルーファ”、“フレーラ” の関係を掘り下げていく

ことになるのでしょう。

“エステル” の今後の動向、各キャラクターとの絡みに注目ということで。


  「ホゾナ理論」

  「人類至上主義」

  「精霊至上主義廃墟派」

  「ブラウクローネ号事件」

    :

    :

今巻はキーワードが目白押しでした。『精霊を愛せ。だが、頼るな』

という考え方が生まれてきた過程はごく自然な感じで、また仮にそうなった

として『私たち精霊はどうなるのか』という一言が重く感じられて。

2巻目にしてことさら読み応えのある内容だったかと思います。

3巻以降にも引き続き期待が持てるというものです。

posted by 秋野ソラ at 18:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル