HJ文庫刊による清水文化先生の新シリーズ、『くじびき勇者さま』です。
・・・先生のサイトで「出版される」って確認したのに買い忘れてました。
最近こういうパターン増えてきたなぁ。あまりよろしくない傾向です。
アンテナの張り具合もすっかり弱くなりましたし。
・・・それはさておき。
「くじびき」で運命を決める、という宗教が思想支配する世界で
「くじびき」に翻弄される一人の少女の物語り、といった様相です。
これだけのページ数を割いても、まだどういった方向に話が進むか
まだハッキリとはしていない状況ですので次巻以降もじっくりと
腰を据えて読んでいきたいと思う次第。
それにしても、相変わらず色々な知識に裏付けされた世界観と
話の進め方には毎度毎度、驚かされます。特に物理、化学系。
どれだけ博識なのか、と感嘆せずにはいられません。
・・・それはそれとして、「気象精霊記」シリーズの再開も願わずには
いられないワケですが。どこか別の出版社からでも良いので、という想いで
いっぱいです。